2019.11.15鰹のヘソ

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 ヘソとはカツオの「心臓」だということです。漁師町ではよく食べられているようです。

どんな味がするかドキドキです。店員さんの話によると「鳥のレバーのような感じ」ということでしたが…

さっそく袋を開けて、レンジで温めて食べてみることにしました。

まさに心臓の形です。当たり前ですが、ちょっと衝撃的でした。1パックの中に10個以上は入っていました。

食感が独特でした。カツオの身の部分と比べると、ハツは筋肉質な固い感じで、噛んでもすぐにはほぐれません。先端のほうはコリコリしたホルモンのような食感です。

味はやはりカツオの風味が感じられました。信州味噌の甘めの味付けで、臭みは気にならず、おいしくいただきました。

食感とカツオの風味がクセになる一品でした。その筋肉質な食感はやはり回遊魚で知られるカツオの心臓なだけあるなという感じでした。栄養満点な感じで元気が出そうな一品です。店員さんが言っていましたが、「カツオのどんな部分も残さず食べる」という漁師町の精神は素晴らしいなと思いました。カツオの心臓がこんなに魅力ある味だとは思いませんでした。

カネオト商店さんのサイトの情報によると、焼津出身者が地元に帰省して買っていくお土産品としても大人気なんだそうです。地元の人に愛される漁師町ならではの食文化に触れられたことが嬉しかったです。

2019年11月15日

福祉心理学科4年 原田さゆり